サイクルツーリズムという概念は、実は世界ではスタンダードとして認知されておりません。どちらかというと日本独自の概念と言えます。またサイクリング自体は、欧米豪を中心に世界的に認知されたスポーツでありホビーであります。しかしながら日本においては道路環境の特殊性や一般自転車というガラパゴス的な自転車の普及もあって、サイクリングは極めて特殊な存在になってしまっています。そこに日本独自の観光造成スタイルで、日本型サイクリングを広めようとすると、経済効果や地域環境において時に問題が発生することがあります。弊社ではそうした日本の自転車の特殊性を認識しつつ、単なるスポーツではない自転車の利活用を過去の経験から編み出しつつ地域観光の手段として展開できるよう、さまざまなご提案をさせていただくことができます。

「日本の原風景サイクリング」「旧街道じてんしゃ旅」「インバウンドツアー」「Eバイク旅」など、今までの速く、遠く、高く走るだけのサイクリングスタイルから脱却した、いわゆる「旅」が味わえるサイクリングツアーです。 日本のサイクリングといえば、ロードバイクで走り抜けるスタイルがほとんど。でも世界ではスポーツ自転車はさまざまな楽しみ方をされています。また日本の観光といえば、団体旅行型、テーマパーク型で、風景や情景、地域の本質を味わうものは非常に少ないです。 ライダスの有料サイクリングツアーでは、こうした地域探訪型で知識習得型の新しいサイクリングのスタイルを味わっていただけます。

サイクルツーリズムの造成は、単にコースやマップを印刷して配ったり、道路にラインを引いてサインボードを建てるだけでは成立しません。そこには地域に根ざし地域を演出することができ、かつサイクリングに特化した知識と経験を持つ担い手を育成することがマストです。 既存のレースやトレーニング主体の養成講座ではなく、観光サイクリングに関する知識と技術を習得していただくことが目的です。かつ今後の世界的な観光の潮流となるであろう「持続可能な観光開発」で、サイクリングが担うべきことを学んでいただけます。 講師は公益社団法人日本サイクリング協会公認・一般社団法人日本サイクリングガイド協会認証の有資格講師が担当いたします。

弊社ではJCGA日本サイクリングガイド協会および公益財団法人日本サイクリング協会の公認、認定サイクリングガイドが３名所属しております。滋賀県大津市の複雑な地形と特殊な道路状況は、JCGAの資格取得のためのトレーニングコースとして最適です。また会場のライダス・ラボラトリーでは自転車のメンテナンス講習やモニターを作った講義など、講習会場としても利用しやすくしております。サイクリングガイドを目指す方々に快適にJCGA日本サイクリングガイド協会の講習、試験を受けていただけます。

最大積載量15台、自転車をフルメンテナンス可能な専用工具、最大40台分のサイクルラック、着替えテント予備ペダル、飲料水、補給食、ファーストエイドキット、万が一の時のAED（自動体外式除細動器）も搭載。サイクリング時に皆様の走りをフォローし、サポートします。観光地到着時に皆様のバイクや荷物を預かるため、安心してお出かけいただけます。サイクリングの不安をサポートカーで解消いたします。またプロ用撮影機材を使い、参加者の皆さまのサイクリング中の素敵なお姿を写真に収めて納品いたします。

欧米豪などのサイクリング先進国とは違い、日本では自転車の地位は非常に低いのが現状です。ライダスでは映像や執筆などを通じ、サイクリングの価値と効果・効用をビジュアルで伝えることを行なっております。既存の自転車の一般的なイメージを払拭し、スポーツバイシクルが普及しやすくなるようなイメージ対策を行なっていきます。

自転車メーカー様や関連事業者様向けサービスです。ブランドの魅力を引き出すサイクリングツアーや試乗会、テストライドイベントなどのの代行開催を行なっています。また人手や土日偏重型の問題を弊社がアウトソーシングで受託することにより問題解決いたします。イベントについてはライダスは露出せずにクライアント様のイベントとして実働することも可能です。