レポート

大和街道 グラベルロードの旅

奈良に都が置かれた時代に敷設された大和街道。その古の香り残る街道を、流行の兆しを見せるグラベルロードで行くツアー。
一泊二日で行われたツアーのフォトレポートをご覧ください。

究極のマルチパーパスバイクとも言えるグラベルロード。旧街道はところどころ往時のままの地道が残っており、グラベルロードで旅するには最適です。

この日は滋賀県土山にある田村神社の例祭が行われる日。征夷大将軍の坂上田村麻呂を祀るこの例祭では、決まって雪が降るという言い伝えがあります。
麓の入浴施設で「今日は田村さん(田村神社の例祭のこと)だから(大雪なのは)仕方ないね」と話しているのが聞こえていました。

2日間のツアー。初日は荒天だったのでフォトセッションに切り替え。みなさん思い思いにシャッターを切られて乗れない鬱憤を晴らしておられました。

宿場町はフォトセッションには最適のロケーション。古い民家の虫籠窓(むしこまど)から通りを見下ろす。

昔の人も、天気が荒れた時は旅籠に長逗留して酒でも飲んでいたのでしょうか。

古い竃(かまど)

長押

走らなくても腹は減ります。皆で食べる旅先の食事は何を食べてもおいしい。

翌朝は変わって良い天気。街道筋には少し雪や氷が残るものの、グラベルロードなら気にせず走ることができます。

古民家を改造した「旅人宿 石垣屋」さんを早朝に出発。

大和街道の始点「関宿」では街をあげて雛人形の展示を行っていました。江戸時代から残る古い雛人形。

火山岩からなる山々の間を縫うように走る大和街道。単線のJR関西本線と並行して走っています。

舗装路から急に細いあぜ道に変わるところ。昨夜の雪が残っています。グラベルロードならではの走破性を活かせるところです。

傍に置いて頼もしく思えるバイク。どんなシチュエーションでもそう感じるのはグラベルロードだからこそ。

切通しの道。

自転車1台がやっと通れるぐらいの沈下橋。

JR関西本線の隧道。フランス積みと呼ばれる施工方法だそうで、遺跡としても見どころ。

隧道の中。

日も登り暖かくなってくると、途端に春を感じる陽気に。良いタイミングで列車が通過してくれました。

 

忍者の里、伊賀を抜ける頃には再び道は昔のままの道に。

 

気温は冬のままであるものの、日差しは確実に強くなってきています。

緩やかな登りを走ると少し汗ばむぐらい。

パーコレーターでコーヒーを沸かして小休止したくなりました。

旧道は用水路の堤防の上に繋っています。

途中で見つけた大きな縄。何かの結界のようでアミニズムを感じるものでした。

今回の旅の終点。JR関西本線月ケ瀬口駅。

輪行袋に自転車を詰め込んでプラットフォームで佇んでいると、旅の終わりの寂しさが訪れてきました。

わずか1両の車両。ローカル線の旅。旅情を感じることができます。

 

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